『五格』と『三才配置』について

五格とは、姓名の文字の画数を5つの部位に分けたもので、姓名判断では五格に基づいて性格や運勢を占います。

総格　→姓の画数の合計＋名前の画数の合計、その人の運勢の基本となり、人生の総合的な運勢を表します。五格の中でも重要視されるものの1つ。
天格　→姓の画数の合計、先祖から受け継がれた宿命的な家系の運勢を表します。
地格　→名前の画数の合計、幼少から30代までの青年期に影響を与える運勢といわれており、その人の基本的な性格や内面を表します。
人格　→姓の一番最後の字の画数＋名前の最初の字の画数、30～50代の中年期に影響を与える運勢といわれており、その人の内面を性格や才能を表します。総格と同様に重要視されている。
外格　→総格(姓の画数の合計＋名前の画数の合計)-人格(姓の一番最後の字の画数＋名前の最初の字の画数)、その人の人間関係や社会的環境の運勢を表します。

図で表すとこんな感じです。(姓2文字、名2文字の場合で表示しています。)

作：ありす

三才配置とは、五格の中の「天格」「人格」「地格」を五行（木・火・土・金・水）に当てはめ、それらの配置で吉凶を占います。

五行は古代中国の自然哲学の思想で、5種類の元素が互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環するという考え方です。それぞれ画数の下一桁の数字で決まります。

木→画数の下一桁の数字が「1・2」

火→画数の下一桁の数字が「3・4」

土→画数の下一桁の数字が「5・6」

金→画数の下一桁の数字が「7・8」

水→画数の下一桁の数字が「9・0」

上記の五行の組み合わせやバランスで吉凶を占います。下記の3つの関係とされています。

調和（相生）の関係→互いを活かし合う調和の取れた関係・木は燃えて火になる・火が燃え尽きると灰になりやがて土になる・土が集まって山となった場所からは鉱物（金）が生まれる・金は腐食して水に帰る・水は木を生長させる